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           気になる地震活動

 

 

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用語解説

            深発地震

 

 

 地球の深部は高温高圧のため、物質は柔らかく四方八方から押されて、どちらの方向にも同じように縮んでいます。これでは、ひとつの方向に伸びたり縮んだりできないので、亀裂が生じません。
だから、深い地震が起きそうには思えません。実際、深さ数1,000キロメートルの地震は見つかっていないのです。

 

 しかし、深さ約7,700キロメートルまでの地震は観測されています。それはなぜでしょうか?この深さでも数千℃位の温度があり、そこでも対流を起こすくらい柔らかいのに。
 

 実は、600から700キロメートルの深さまで達した、冷たく硬いものが世界の限られた地域に存在します。
日本列島や日本海の真下にもあります。これは、プレートとプレートがぶつかって一方のプレートが他方のプレートの下に潜り、柔らかいマントルの中に沈み込んだものなのです。
 

 沈みこんだプレートの中で発生する地震が深発地震です。
断熱材として知られている岩は熱を通しにくいので、地表付近にあったプレートが熱いマントルに沈みこんでも、温度が上がりにくいのです。圧力は周りのマントルと同等に受けます。

 

 もともと同じような鉱物が素材だから同じ圧力の下では、温度が低い方が密度(比重)が大きいので、沈みこんだプレートは重いわけです。プレート地震の重みのため、深部の固いマントルに突き当たったプレートの内部には上下に強い力が加わり亀裂が入る。これが深発地震です。

 

 潜り始めるところでは、プレート曲げられます。板を曲げてみるとわかるように、曲げる外側の板の表面は伸び、内側は縮みます。ここでも、亀裂ができ、地震が発生します。

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